カナユニさんがお勧めしてた本の中に北方謙三さん著の三国志(全13巻)があります。
なかなか読み始める機会が見つからなくて、読み始めた後も、中間試験やらレポートやらで電車内での貴重な読書の時間が取れなかったんですが…
2巻後半からエンジンかかってきました!!!
1~3日に1冊ペースで読んでいて、今ちょうど9巻に差し掛かったところですが、ホント人間描写が熱い。
自分は吉川英治さんの三国志でさえ読んだことなくて、知ってるのは横山光輝さんの漫画を小学生の頃読んだくらいの知識かな。
細かいストーリーの流れは当然覚えていなかったんですが、それでも有名な事柄っていうのはいくつも頭の片隅に残っているわけです。
桃園の契りとか、呂布は馬鹿だとか、張飛は暴力三昧だとかその他イロイロ…。
でも北方さんの描いた三国志はことごとくそれが違うんですよ!!
有名な桃園の契りがない!!!!!!!!
これには衝撃を受けましたね。
でも、桃園の誓いって三国志の歴史書である『正史』には一言も書かれていなくて、14世紀に正史やそれまで語り継がれてきたイロイロなエピソードを元に羅貫中が小説化した『三国志演義』でのお話なんですよ。
ちなみに吉川英治さんの三国志はこの三国志演義が元。
横山さんのマンガもこっち。
北方さんの三国志は三国志演義じゃなくて、歴史書である『正史』を元に描かれている。
正史が元なのに、今まで知っていた三国志とは違う場面が様々にあるから驚きの連続です。
んで、登場する人々が魅力あふれている。
凄く惹きつける人達ばかりだから、もちろん愛着が出てきてしまうんです。
そんなときに突然その人に襲い掛かる死。
いや、どの場面で誰が死ぬとかわかっているんです。
わかっているんだけど、どうして死ななきゃいけないの?みたいに思ってしまうんです。
呂布が曹操に討たれるシーンとか本当に涙ものです。
他にもイロイロ面白いことあるけれど、あまり書きすぎるとこれから読むだろう人に悪いからやめておきますw
でもやっぱ小説は面白い。
本を本格的に読み出した?のは大学入ってからだから全然読んでないに等しいわけだけど、それでも読書の楽しさに目覚めれたのは自分にとって凄く大きなことだと思った。
中学生の頃は10分間読書っていう活動をしてて、朝登校してきたら全校一斉に10分だけ読書をしようってものだったんですが、これはやはりやらされている感があって全然読めませんでした。
生徒会長やってたんでやらされている感っていうと怒られちゃうか^^;
でも読書をして気づいたことは、自分はまだまだ世界をしらなすぎるって事。
自分なりの考えとか思想みたいなものは常日頃から持ってたわけなんですが、それはまさに井の中の蛙で、何もわかっていない癖して大きな面して吼えてる小さな人間だったんだなぁって思えてきました。
よく、今の大人はわかっていないだとか、人間とはこうだとか考えたりするけど、(いや、あんましないけどwwww)それは浅はかなんですよね。
もちろん、馬鹿な大人は一杯いるwwwwwwwww
人間を舐めてるとしか思えない人も一杯いるwwwwwww
でも、逆に凄く賢い人もたくさんいるんですよね。(学校の成績とかじゃないですwwwそんなこと言う人は論外ね)
本を一杯読んで国語の力をつけるとか、そんなことはどうでもいいんです。
知らない世界をたくさん知ることが大切なんだと思います。
あああああああああああああああああああああああ
また長くなったhhhh
三国志の話が、知らない世界を知る話になったよ、おい!!!!
リネ日記書くつもりが、リアル日記になったし!!!!!
まぁいいか(ノ∀`)